侵入犯罪の最新状況

ドロボー被害 一日当たり約392件!

住宅対象侵入窃盗は、平成15年は19万473件(前年比+0.6%)と増加していましたが、平成16年は、17万991件(前年比−10.2%)、平成17年は14万2,945件(前年比−16.4%)と減少しています(グラフ参照)。しかしながら、一日当たり約392件と、未だ多くの住宅がドロボーの被害に遭っているのです。

侵入窃盗認知件数の推移

24時間油断は禁物!

侵入窃盗の手口認知件数

住宅を対象とした侵入犯罪の手口は大きく3つに分けられます。
1.誰もいない留守を狙う「空き巣」
2.夜間、家人が就寝している時に侵入する「忍び込み」
3.昼間、家人が在宅中にも関わらず食事や昼寝など
ちょっとした不在時に入り込む「居空き」
多いのは「空き巣」で、全体の約半数を占めます(グラフ参照)。
家族が会社や仕事などで出かける朝の8〜10時に多発していますが、「居空き」は昼間に狙われますし、夜中には「忍び込み」されるかもしれません。24時間、油断することはできません。

凶悪な強盗犯罪は10年前の約1.7倍に増加

強盗殺人などの、凶悪な強盗事件も後を絶ちません。侵入強盗に伴う身体犯(侵入強盗殺人・致死、侵入強盗傷人、侵入強盗強姦)の件数は、平成17年は570件で、前年に比べ21.6%減少していますが、10年前(平成8年)に比べると約1.7倍に増えています(グラフ参照)。

侵入窃盗の手口認知件数